飼育方法

フクロモモンガ ケージについて(1/3)

今回はケージについて話をしていこうと思います。

ケージは主に三種類あります。

網ケージ・アクリルケージ・ガラスケージです。

どれも良し悪しがありますので飼育者の好みにあったケージを選ぶようにしましょう。

ちなみにサムネでもある通り私はアクリルとガラスケージを使っています。

これを使用している理由もお話させてもらいます。

まずは一番人気の網ケージから説明していきます。


網ケージの特徴

メリット

・比較的安価である。(ガラスとアクリルに比べて)

・どこのお店にも取り揃えてある。

・モモンガが足をひっかけやすく追突事故が防げる。

・各種アイテムの設置が容易である。(水入れや木など)

・床が網のためペットシーツなどを用いると管理が容易である。

・軽いため手洗いなどが楽にできる。

デメリット

・単一での温度管理が難しい。

・匂いが外に逃げやすい。

・食べかす・糞・尿が外に飛ばされる。

・長期的に使うと錆びてしまう。

・夜中の飛び跳ねてる音がうるさい。

網ケージのデメリット対策

・ケージカバーで管理をする。


→これをつけることによって温度管理+食べかすなどを外に飛ばされるのを防ぐことができます。

・エアコンでの一括管理をする。

→温度管理はしやすくなります。

・長期使用の錆びは防ぎようがありませんが定期的に拭いたりすることで少しは持ちがよくなると思います。

イメージ的に2~3年に1回は変えることを推奨します。

温度対策

・温度対策は暖突などの空間を暖めるものを使用しておこないましょう。


暖突はケージ内側にいれると噛みついて壊されるもしくは感電する危険性がありますので

ケージ内部に設置しないように気を付けてください。


※マルカンの商品については私は使用したことがないため良し悪しは不明です。
パネルヒーターなどもありますが接触面を暖めるだけなので保温効果が薄いです。
横向けでつけることも可能ですがそこまでしてパネルヒーターにこだわる必要はないと思います。
※暖房器具使用の際はサーモスタットを一緒に使いましょう。

床材

床材は何を使用しても問題ないと思います。

底はメッシュ状になっているためモモンガが床材に接触することがないためウッドチップ~ペットシーツまで自由に使っていただけます。


 

添付しているソフトマットなどの方が匂いの吸着がよいです。(交換は2~3日に1回くらい)
一方ペットシーツのまとめ売りを使うとソフトマットに比べて安いです。しかし匂いはソフトマットに比べると発生しやすいです。(交換は毎日推奨)
床材についてはまたこれだけを掘り下げた記事を書こうかと思っています。

まとめ

温度管理の難しさを除くと、飼育器具の設置のしやすさや1つあたりの単価の安さなど総合的に最も使いやすいと思います。

初心者の方にもお勧めできます。

あとは多頭飼いの方ですと大型のバードケージなどもあり(2mくらいのあります。)モモンガの多頭飼いもしやすいです。

リンク先のケージでも良いですし、モモンガにあった少し大きめのものを選んでいただいてもよいです。

バードケージですと出入り口が複数あり、そこから逃げ出す可能性もあります。出入口はできるだけ鍵などをかけて対策しておきましょう。