フクロモモンガの選び方
前回の記事の「フクロモモンガのお迎え先 おすすめ4選」の続きとなります。
どんなフクロモモンガが良いのか。
カラーバリエーション(モルフ)の説明はまた別記事でさせてもらいます。
ペットショップやブリーダー、イベントでお迎えする時にどうような点を見て選べばいいのか。
誰でもわかる簡単なポイントを解説しようと思います。※初育者向けに作成しております。
身体的特徴
目の輝きがあり、毛並みがきれいで、痩せておらず、手と足の欠損がなく
沢山のご飯を食べて人によく慣れている個体がベストです。
言ってることはわかりますが、この説明で初心者の方が理解するのはだいぶ難しいと思います。
わかりやすいところをまとめて見たので、下記事項をチェックしてみてください。
毛並み
食事を食べているか、他の個体がグルーミング(毛繕い)してくれているかによって毛並みは変わります。
そのため環境によって毛並みは大きく変わります。容易に良し悪しの判断はできません。
ベビー個体は極端に濡れていないか見てください。親個体が育てていない場合などは濡れていてもほったらかしです。
濡れている個体などは風邪をひきやすく、毛並みを戻すまで時間がかかりますので選ばない方が無難です。
ヤング・アダルト個体で少し汚れている子がいます。これは臭腺の分泌物で汚れていることがあります。
汚れているからと言って悪いわけではないです。ただハゲには気をつけてください。額部分のハゲは問題ないですが
それ以外の部分のハゲは栄養失調・ストレス・自咬症などの可能性があります。こちらも避けた方がよいです。
目
目は口ほどにものをいうと言いますが、ぱっと見で目を見てもほぼ異常は見ることはできないと思います。
ただベビーは目が小さい子はそのまま小さいことが多いです。好みですがぱっちりおめめがいいか、
円らなひとみが好きかよく見てあなただけの一匹を決めてください。
手と足
手は欠損があるかどうか確認しましょう。初めての方がパッと見て判断は難しいのでお店の方に手の欠損がないか確認してもらいましょう。
口
昔うちの子で寝袋をすごく掘る子がいて歯に寝袋の布をつけている子がいて取るの大変でした。
前歯は少し下から見ればわかるので少し下から見て何も挟まっていないか確認をしてみてください。
尻尾
途中で尾が切れていないか確認をしてください。
ベビーは少ないですがヤング・アダルトはストレスで尻尾部分がハゲている子がいます。
できれば避けてもらった方がいいです。
顔
顔は三角、丸、縦長などいろいろなタイプがあります。
丸顔の子の方が妊娠しやすいですとかって話は聞いたことありますが科学的根拠は全くありません。
これも科学的根拠なしですが三角顔の子は成長しても小さめなイメージがあります。
雄雌判別
雄と雌の判断です。
ペットショップなどの場合特に気をつけてください。
ペットショップはブリーダーが雌と言って卸した個体を確認せずそのまま売るので
ブリーダー判断で間違っていた時は間違ったまま引き渡しされることもあるのでお気をつけください。
お迎え前に絶対に雄か雌かを見せてもらってください。判別は非常に簡単です。
お迎え時に聞いておいた方がいいこと
・脱嚢日(何歳か確認のためです。脱嚢後1か月未満の場合などは離乳しているか確認しましょう。)
・現在食べている食事(いきなり食事を変えると下痢をします。徐々に自宅の食事に慣らしましょう。)
・寝袋の材質(寝袋がいきなり変わると警戒して寝なくなります。最初はお迎え先と同じものを使った方が無難です。)
・食べているおやつ
・最後に爪切りをしたのはいつか。
・室内温度・湿度
※最初はお迎え先の環境と同じ環境にしてあげた方が慣れるのが早いです。
徐々に慣らしていき飼いやすい環境に変えていきましょう。(店内環境が悪い場合は別)
特に店内は音があるのか。人はどれくらいのペースで触っていたかなども聞ければ幸いです。
店内が静かな場合いきなりリビングなど人口的な音がするところに連れていくとストレスを感じる可能性もあります。
ブリーダーからお迎えの場合はさらに詳しく下記事項も聞いておきましょう。
・兄弟の有無
・親のモルフ確認(親個体自体の確認もできるならしておきましょう)
・性格(意外とモモンガによって違います。親個体に似る傾向にあるので、親個体の性格まで聞ければ尚良いです。※個人の見解です。)
これくらいは確認しておいてもらった方がよいと思います。
わからないことがあればお気軽にご質問ください。