飼育方法

フクロモモンガとは

まずはフクロモモンガとはどういった動物かを説明したいと思います。

【生息地】

生息地はニューギニア、オーストラリアの北東部となります。

赤まるで囲ったところが主な生息地になります。温暖な気候で生活しているため日本で飼育する場合は暖房器具が必須となります。

木の上で生活をしており、夜行性です。ハーレムを形成しています。

ハーレムとは雄に対して雌が複数で生活している生活形式をいいます。

【フクロモモンガの分類】

有袋類に属します。よく知られている有袋類はカンガルーやコアラが有名です。

有袋類はすごく小さい子供を産みお腹の袋の中で子供に母乳をやりながら生育させます。

【フクロモモンガの大きさや寿命】

大きさは雌の方が小さく80~120g、雄は少し大きく90~150gとなります。

頭から尻尾までで手のひらくらいの大きさですが、木の上で生活しているためハムスターなどに比べると背の高いケージが必要になります。

野生下では5年程度の寿命でしたが近年ではモモンガの専用フードの開発などで飼育下では10年以上生きるモモンガも多いです。

【フクロモモンガの食事】

食性は英名でsugar gliderと言われる通り植物の蜜や樹液、果実などを好んで食べます。

日本に来た当初は研究が進んでおらず、甘いものを中心に食事を取ると考えられていましたが

最近では動物のたんぱく質(主に昆虫類)などもよく摂取することが確認されています。

フクロモモンガ専用フードなども普及し、育てやすくなりましたがまだまだ知名度は低い動物だと思います。

【フクロモモンガの特性】

人の顔、声、匂いをよく覚えるのでよく世話をする人には懐きますが、世話をしない人には警戒音などを発して威嚇します。

また求愛や仲間呼びなど多様な鳴き方があり、声でコミュニケーションを取ります。

特にモモンガ同士のコミュニケーションは見ていて大変癒されます。慣れてくれば人間の髪も毛繕いなどをしてくれます。

カラーバリエーション(モルフ)も豊富でクラシック(ノーマル)、モザイク、ホワイトフェイス、クリミノ、リューシ、プラチナなどがあります。

 

フクロモモンガ

リューシ

ホワイトフェイス

概略になりますが、ただただ可愛く、愛らしいモモンガを沢山可愛がってあげてください。

当社では微力ながら皆様のモモンガライフがより良いものになるようにお手伝いしたいと思っております。